自らの手を動かしてはじめてわかる
外科手技の面白さ
いわゆる「外科医不足」、「外科離れ」が問題となる中、当科ではできるだけ早い段階で外科手技に触れる機会を設け、外科の魅力を伝えることを目標に、学部学生や研修医を対象としたハンズオンセミナーを定期的に実施してきました。
スタッフの指導のもと、糸結びの基礎から人工皮膚を使用した縫合、肺モデルやブタ摘出心肺を用いた血管、気管支の剥離、結紮、そして肺切除手術など、受講者のレベルにあわせた実習が可能です。
これまでに12回ににわたり定期的に研修会を開催し、たくさんの学生や研修医の皆さんに参加して頂きましたが、2020年以降はコロナ禍の影響で開催できておりませんでした。
現在は感染対策を行いながら、臨床実習に縫合や結紮の基礎練習を組み込んだり、アドバンスコースで当科を選択してくれた学生には肺モデルやブタ摘出心肺を用いた高度なスキルを学べる場を用意して、すこしでも外科手技に触れてもらえるようにしています。みなさん時間もわすれて夢中になって取り組んでくれています。
さらには休止しているハンズオンセミナーも少人数完全予約制での実施を企画しております。開催予定のハンズオンセミナーはお知らせページにて随時ご案内しておりますので、詳細についてはトップページまたはお知らせ一覧よりご確認ください。