当院には手術支援ロボットとしてダビンチ(da Vinci Xi)とヒノトリ(hinotori)が配置されています。
当教室には手術支援手術(ダビンチ手術)に関して、十分な経験を持ったプロクター(指導者)資格をもつ呼吸器外科医が在籍してます。
ダビンチ手術では、内視鏡手術で使われていた鉗子や鋏が自由かつ細かく動くロボットアームにかわり、手術の精度が向上しています。ロボットアームは手の震えを伝えることがないので、スムーズで非常に細かく複雑な作業も可能になります。このロボットアームは患者さんの体に入る場所が動かないように設定されていますので、傷口の痛みが非常に少なく、内視鏡手術よりさらに患者さんの負担が楽になっています。
またスコープも双眼のため人間の眼と同様、立体視(3D)ができます。
一方、スコープと言われるカメラを体の中に差し込んで限られた視野の中で手術をすること、自由度は高いものの触感がないことなどがダビンチ手術特有の危険性といえます。手術の危険性についてもよくご理解いただけるよう十分にご説明いたします。
ご希望の方は各担当医へお気軽にお問い合わせください。
呼吸器外科領域におけるロボット手術は、2018年4月より保険診療として承認を受けています。
2026年3月現在、下記7つの術式が保険収載されています。高額療養費支給も受けられますので、今や特別な治療ではなくなってきました。
- 胸腔鏡下拡大胸腺摘出術
- 胸腔鏡下縦隔悪性腫瘍手術
- 胸腔鏡下肺切除 区域切除
- 胸腔鏡下肺切除 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの
- 胸腔鏡下良性縦隔腫瘍手術
- 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 区域切除
- 胸腔鏡下肺悪性腫瘍切除 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの